学校や地域社会でいじめ問題啓発用映像が活用されています。

いじめは、見えないところでも起こっています。
一人ひとりが、他人事ではなく、自分のこととして捉えられるよう
常日頃から人権学習する必要があるなか、多くの学校や地域社会で活用されている映像を紹介します。


学校・地域・家庭で考え、いじめを無くしていく


●「ひとみ輝くとき」

毎日ひっきりなしに送られてくる誹謗中傷や現金を要求するメールに悩む中学生。
次第に追い詰められ不登校に陥り、死を意識して郊外の展望台に立ったところを老夫婦に声をかけられ事なきをえる。

いじめの責任は加害者だけにあるのか?
学校・家庭・地域が一体となってこの問題に取り組み、クラス全員で話し合い、ほとんどの生徒達が仲裁者ではなく、傍観者や観衆であることに気づいていく。


最近のいじめは、携帯電話やインターネットを悪用し、表にでにくい陰湿ないじめです。
子ども達がこの映像を見て「いじめの構造」を知り、自分がどの立場にいるのかを理解し、
いじめは命にかかわる重要な問題であることを理解します。

《いじめの構造》
被害者:いじめられている
加害者:いじめている
観衆:周りではやしたてる。喜んでいる。
傍観者:見てみぬふりをする。
仲裁者:やめさせようとしている


子ども達がこの映画を見て、「いじめは命に係る重要な問題で、人として絶対に許されないこと」
気づいてくれています。
ある中学校での映画鑑賞後のアンケートによると、約7割の生徒さんが自分は傍観者であることに気づいたと
答えています。


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映像は最も効果的な教材です。

みなさんの地域や学校での活用をご検討ください。


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